このサイトはアフィリエイト広告を利用しています。
オンライン家庭教師の選び方──6つの注意点
【オンライン家庭教師選びをするときの6つの注意点】
- 目的に対して家庭教師の質は適切か?
- 家庭教師を交代できるか?
- 高額な入会金や教材を押し付けられていないか? 家庭教師の料金は妥当な金額か?
- 学習におけるサポート体制は整っているか?
- 使用するシステムに対するサポート体制は整っているか?
- もろもろのサポート体制はどうなっているか?
この記事は……
オンライン家庭教師を選びたいけれど、どこを見て選べばよいのかわからない方
におすすめの記事となっています。
オンライン家庭教師選びで上記の項目を注意すると、失敗する確率はグッと低く抑えられます。
「そんなもの……何といってもコスパだろ? 安さが第一だ!」
そう思われるかもしれません。しかし、そんなことはありません。
もちろんかかる費用は安い方がいいに決まっていますが、安ければいいのかというと、そんなことはないのです。
安くても、低品質なサービスでは意味がありません。
費用というものでもっとも重要なのは『妥当性』です。
かかる費用が妥当なものかどうかを、よく検討するようにしましょう。
その上で選択すれば、あとで失敗したと思うことはグッと少なくなるはずです。『安物買いの銭失い』という言葉は、真実を的確に表した言葉なのです。
それゆえに、きちんとした見積もりを出してくるかどうかというのは契約会社を選ぶにあたって非常に重要な要素となってきます。
『子どもに受けさせたいサービスをよく考えて、それが受けられる会社のうちから、より安いものを選ぶ。』
この順番で考えることが重要なのです。
最初に料金ありきだと、失敗する確率が跳ね上がってしまいますので注意が必要です。
目的に対して家庭教師の質は適切か?
子どもの性格によっては、どういう先生をあてるのかというのは極めて重要な要素になります。
性格は子ども一人一人で違うので、こちらの先生を選べば正解というものがはじめから決まっているわけではありません。
極端な例を出すと、何人も東大や京大に教え子を合格させているプロ家庭教師である社会人先生に、現役大学生であるアルバイト先生が勝ることもありえるのが『相性』の問題だからです。
先生としての能力という面では圧倒的にプロ家庭教師の社会人先生の方が勝るでしょう。しかし、生徒と先生の相性が悪ければ、生徒の性格次第ではまったく成果がでないということが起こりえるのです。
それほどに生徒と先生の相性というのは生徒の学習意欲に直結します。
ですから、『相性』の問題は決してただの精神論だけの問題ではなく、成果の差としてはっきりと出てくることが多いです。
特に『生徒がまだ幼い場合』や、『十分に自分を律することができない場合』は、この問題は顕著になります。
なんとなくでも苦手意識を持ってしまった先生の講義は頭に入らず、一方で親近感の持てる先生が相手だとすんなりと内容が頭に入ったり……そんなことが普通に起こるのが現実です。
だから、この『相性』の問題をただの精神論で片付けてしまうのはおすすめできません。
先生の種類
登録されている家庭教師には……
- 大学生のアルバイト
- 教師のアルバイト
- フリーランス
- 正社員
がいます。
利用者側からみると『大学生の先生』と、それ以外の『プロ先生』という区分になるでしょう。
どちらにもメリットがあり、デメリットがあります。
大学生の先生
『生徒に年齢が近く威圧感を感じずにすむ』ケースが多いです。生徒の性格によっては、これは重要な要素になってきます。
学校の授業のようなカチッとした感覚ではなく、『お兄ちゃん・お姉ちゃん』に勉強を教えてもらうような感覚で授業を受けられることから、嫌気を覚えずに集中力が持続するようなケースも見受けられます。
生徒に年齢が近いというのは、まずそれだけで1つのメリットと考えられるのです。
プロの先生
こちらは言うまでもなく、『スキルと経験』が勝ります。
本業からして教師というような人が塾などで講師をしているケースも最近ではよくあることです。
研修を重ねて来ていたり、そもそも教育に関するキャリアを積んできていたりと、大学生のアルバイトと比べるとスキルという面ではプロの教師の方が圧倒的に優れています。
ですので、こちらを選択すると『より締まった授業』を受けることができるという特徴があります。
家庭教師が交代できるかどうか
これは特にご注意いただきたいポイントです。
生徒と先生との相性というのは、勉強というものに苦手意識を覚えてしまった子供に教えるには特に重要な『とっかかり』になります。
どんなに素晴らしい授業を行っても、生徒側がイヤイヤ受講していてはほとんど成果にはつながらないというのはすでにお話しした通りです。
ですから、『人の相性』というのは決して疎かにしてはいけません。
勉強嫌いになってしまった子供の家庭教師を選ぶときにはこれを主体に考えるべきですし、そうでなくともやはり成果にかなりの影響を及ぼすので生徒と先生の相性はきちんと見るべきです。
それゆえに、『先生の交代がシステムにある』会社選びがオンライン家庭教師選択においては重要です。
この『相性』の問題はオンライン家庭教師に限った話ではないのですが、オンライン家庭教師では面前で直接横について授業をしないので、どうしても『強制力』という意味では弱くなります。
ですから、オンライン家庭教師という学習サービスを選ぶうえでは、この『子どもと先生の相性』の問題は特に顕著なものとなってきます。
高額な入会金や教材を押し付けられていないか? 家庭教師の料金は妥当な金額か?
会社によっては、低料金を謳っておきながら入会金や使用する教材が非常に高価だったりすることもありますので注意が必要です。
これらで失敗しないためには、『きちんとした見積もりを出してくる会社』を選択することが重要になってきます。
最終的な支払額が不明瞭な見積もりを出してくる会社には注意が必要です。
ですので、最低限、契約前にきちんと『月々の支払額』や『退会時の料金発生の有無』などをきちんと確認するようにしましょう。
【家庭教師を雇うための必要費用】
【授業料(〜分、1コマあたり)×回数】 + 【教材費】 + 【交通費】 + 【管理費】 + 【選抜費】 + 【更新料】
などイメージ以上に複雑です。
ですので、はなから料金体系が明瞭な会社を選ぶというのも1つの手です。
会社によって、これより減ることももちろんありますが、さらに増えることもあります。
したがって、きちんとした見積もりを出してくる会社を選ぶことが納得と大きな安心へと繋がります。
『しっかりとした見積もりと説明のある会社』を選んでください。
もし、お選びになった会社に見積もりサービスがない場合は、ご自身できちんと確認を取ることは最低限必要になってきます。
授業料
安さを強調するために、よくここだけが書かれています。
この授業料の数字ももちろん大事ですが、この数字だけに騙されないように注意しましょう。
会社ごとの基準価格にもかなりの差がありますし、そもそも1コマ(授業時間単位)の時間数さえも違います。
そこに、学年・コースによって更に調整が入ります。
そういったこともあり、単純に数字の大小だけでは計ってはいけない費用項目が『授業料』です。
それでも無理やり相場を考えると、よく見る範囲は1時間当たり2000円ぐらいから15000円くらいまでとなるでしょうか。
ただ、授業料としてはもっと安いケースもあるでしょうし、依頼する先生の質次第ではもっと高くなるケースもいくらでもあります。
教材費
会社で専用のオリジナル教材を準備していることがあります。それらは元来、効果的効率的な学習ができるようにと用意されています。
ですから、独自教材=悪ではありません。
しかし悪徳業者にあたると、低品質な教材を高値で売りつけて利益を上げようとしていることもあります。
一般的には1教科あたりで3000円〜5000円くらいですので、ここからあまりにも逸脱しているようなケースでは、教材の内容の確認と費用対効果の再検討をした方がよいでしょう。
顧客をだまそうとしている会社で、サービスだけは十分満足できるおいうことはまず考えられませんので、きちんと確認するようにしてください。
ただし、市販の参考書や問題集などの料金を考えると悪徳業者のものでなくても割高感はあると思います。
これは『家庭教師派遣会社のオリジナル教材は、市販の問題集のように数を出す商品ではないため』です。
あり得ないほどの利益を載せていなくても割高になるのは、『開発→製品化→販売』という流れのなかでかかる費用を『見込み販売数』で割って、そこに利益を載せるからです。
『見込み販売数』が少なければ、利益を載せる前の段階で数字が大きくなります。
これは商売において当たり前の『価格決定の理屈』ですので、見込み販売数の少なさが理由で割高になってもそれは自然なことであって『悪』ではありません。
ただ、そうは言っても高いものは高いと思われる方もおられるでしょう。間違いなく市販の参考書や問題集よりは割高であることが多いのですから。
ですから、家庭教師派遣会社を選ぶときに『オリジナル教材の使用の有無』と『強制か強制ではないか』をきちんと見て選ぶとのちのち問題を感じることは少なくなると思います。
オリジナル教材は、きちんとした家庭教師派遣会社のものだと『実際にかなり使いやすく講義や自習がはかどる』という一面もあります。
なので、使う使わないはそれぞれご判断によるところで『正解はない』というのが実情です。
『支払うだけの価値がある』とお思いの方は使った方が良いと思いますし、『それだけの価値を感じられない』と思われるならば使用しない、あるいはオリジナル教材のない家庭教師派遣会社のご利用を検討されるとよいと思います。
ただ、いずれの選択をするにしても『オリジナル教材』というものを正しく理解しておく必要はあると思います。
交通費
オンライン家庭教師で依頼すると削減できる項目です。
家庭教師の先生に来てもらうための交通費の負担のことで、オンラインであれば当然必要なくなります。
少々多めに見積もっても1往復分で1500円くらいの削減になるでしょうか。
塾に通うにしろ家庭教師に来てもらうにしろ、人の移動に伴う時間の浪費と交通費の削減は、オンラインにすることで省ける無駄の筆頭と言えものです。
管理費
管理費・サポート費などとされていると思います。
例えば受験などの情報の取得や、カリキュラムの作成などに対して設けられている費用です。
相場は3000円くらいから10000円くらいまでを見ておけば、まず間違いないでしょう。
選抜費 紹介手数料
家庭教師の交代など、新しく家庭教師を選ぶことに対する費用です。
クレーマー対策でもあるでしょうし、もともとが紹介業なので、この費用がかかることは不思議ではありません。
しかし、個人的にはこの『選抜費をサービスとして無料にしていて、合わなければ何度でも対応してくれるところ』を特におすすめしたいと思います。
最近では、そういう家庭教師派遣会社は多くなってきています。
なぜなら、生徒と家庭教師の相性が成果に直結するからです。
合わないタイプの教師が教えて子どもが成果を出すのは容易なことではありません。幼ければ幼いほど、この傾向は強くなります。
そのためにも、本当に合わない時には合わないから交代と言いやすい環境が整えられているというのは、利用者にとってとても重要なことなのです。
その他
最初に一度だけかかる費用。
1〜2万円くらいが相場になります。
授業料・管理費などの滞納に対する備えとして、最初に一度だけ用意する費用。契約満了時に返ってくることが多いですが、もしこの項目がある場合は確認しておきましょう。
1〜2万円くらいが相場になります。
年を更新するごとにかかる費用のことです。ない会社も増えてきましたが、まだ設定されているところもあります。
1〜2万円くらいが相場になります。
学習におけるサポート体制は整っているか?
『テスト対策はあるのか』『受験に備えて情報はきちんと入ってくるのか』……など、生徒の学業スケジュールに合わせて、きちんとサポート体制があるかどうかというのは重要な要素になります。
ただし、会社のサポートがない……というのは、オンライン家庭教師ではほぼないと思います。
いわゆる通信講座のようなものであれば、もともと講義を動画で見ることができるようにしただけのサービスなので、学習サポートがないということもあります。
最近では動画視聴型の学習サービスでも、サポートがあるものはたくさんあります。
使用するシステムに対するサポート体制は整っているか?
ZOOMやSKYPEなどのビデオ会議ツールを使うサービスも、また専用のシステムを構築して提供しているものもあります。
一般的なビデオ会議ツールぐらいならば大概は問題は起きません。
しかし、専用システムのところだと少し勝手が変わってきます。
専用システムを使っているところはシステム自体の性能はもちろん良いことが多いのですが、何かあったときにきちんとサポートしてくれる体制が整っていないと困ることもあります。
ですので、専用システムを使用している会社を利用する時には、特に最初にこのことを確認しておきましょう。
こちらのサポートに関しては、あってもわざわざ宣伝文句にしていないこともあります。
もちろん、一般ビデオ会議ツールなどを使用する場合でもサポートの確認はしておきましょう。安心できます。
もろもろのサポート体制はどうなっているか?
他にもいくつかのサポート体制に注意を払った方が良いでしょう。
教師に対する会社の研修はどうなっているのか?
これは、『先生の質を予測』するのに使えます。
生徒へのサポート体制をきちんと見なくてはならないのは当然ですが、その子どもを担当してくれる先生へのサポート体制を見ると、おおよその提供されるサービスの質が見えてきます。
やはり、アルバイトであれプロ教師であれ、きちんと教育がなされている会社の家庭教師は、一定の品質が担保されていることがほとんどですので、『質』が期待できるようになります。
進路相談はできるのか? 受験情報は手に入るのか?
これらも学習サポートと言えなくもないですが、こちらは先生個人ではなく会社がそのような情報をきちんと押さえているのかという話になります。
ですので、これらをきちんと提供しますと謳っている会社を選ぶ方がよいでしょう。
『提供される学習の質』は、こういった『会社の質』の先にある話になります。
クレーム対応の窓口はきちんと準備されているのか?
これは特に重要だと思われます。
何もなければそれにこしたことはありませんが、何かがあったときにきちんと連絡できる場所が分かりやすく設置されていることは重要なことです。
近所の学習塾であれば、塾を構えている場所もわかっていて、そこに実際に生徒が通ってサービスを受けているので、そこまで神経をとがらせる必要はないでしょう。
しかしオンライン家庭教師の場合、会社の場所が遠いことが普通です。
ですから、何かとオフラインとは話が変わってくるのです。
それゆえに、『簡単にコンタクトをとれる方法が複数分かりやすく提示されている』に越したことはないのです。
このあたりもきちんとチェックをしておくと安心につながると思います。
【参考】
オンライン家庭教師がなぜおすすめなのかを詳しく知りたい!
→ オンライン家庭教師をおすすめする理由
オンライン家庭教師について詳しく知りたい!
→ 家庭教師もオンラインの時代
おすすめオンライン家庭教師のランキング記事が読みたい!
→ がっつり比較!目的別ピックアップ──おすすめオンライン家庭教師3選!