高校生のオンライン家庭教師はこう選ぼう!
高校生ともなると、『こうでなくてはならない』というものはなくなります。
厳しい言い方ではあってもわかりやすい表現に変えますと、『高校生になるまでに自分の勉強スタイルを把握できていなければ、現役で競争が発生する大学に受かることは難しい』のです。
もちろん、最終学歴を高校とする方もおられるので、大学受験のみを高校生の学習として考えるのは間違っています。
その方は高校卒業後就職されると思うので、大学受験のための勉強をしなくてはいけない進学組とはまったく異なるスタンスでの修学を行うことになります。
しかしここでは、あくまでも進路は『進学』ということで話を進めていこうと思います。
話を戻しますと、高校生の学習として大学受験を考えるとき、『戦略』というものを考えなくてはなりません。
『戦略』は、『個性』と『志望する大学』で決まります。
みなさん、勉強は苦手があってはダメだと思ってはいませんか?
これは、ある意味正しく、ある意味間違っています。
基礎を作るうえでは、学習でも『すべて』を一定水準以上に身につける必要があります。つまり、小〜中学生で学ぶ基礎学習においては、『すべて』がきちんと一定水準以上に修められていることが重要になります。
なぜなら、基礎がなければ『選択』の幅がなくなり、また受験における『戦略』の幅もなくなるからです。
一方、いざ受験という名の戦いが始まれば、それまでとはまったく価値観を変える必要があります。
受験というものは『勝てばいいもの』であり、修める必要はありません。
どう『勝つ』かは問題ではないし、もっと言うならば『勝つ』の定義も1番になることではなく『最下位でもいいから志望校の合格ラインに滑りこむ』ことです。
受験とはただの『選別大会』なので、それ以外の意味がないからです。首席で合格しようが末席で合格しようが、合格すれば席を与えられます。
これで『受験』と『学習』はまったく違うものだとご理解いただけたと思います。
受験には『勝ち=合格』と『負け=不合格』しかないのです。
したがって、高校生の学習においては、オンライン家庭教師にかぎらず、これを踏まえて学習環境を選ぶ必要があります。
オンライン家庭教師とオンライン塾──高校生は自分の学習スタイルにあわせることがポイント!
高校生の学習においては、学習環境を選ぶことが大事だとご説明しました。
では、学習環境を選ぶために必要なものとは何でしょうか。
それは、『自分の学習スタイルがわかっていること』です。自分のスタイルがわかっていなくては、選ぼうにも選べないからです。
だから最初に、『高校生になるまでに自分の勉強スタイルを把握できていなければ、現役で競争が発生する大学に受かることは難しい』と述べさせていただきました。
もし仮にこの状態である場合は、現役合格目指して焦って受験勉強を始めるよりも、現役には間に合わないかもしれないけれど、中学生までの基礎を押さえなおしつつ自分の『勉強のやり方』をきちんと見出すところから始める方が、結果として目標である志望校に合格するための近道となるでしょう。
そして、自分の学習スタイルがわかっているならば、あとは徹底して受験という戦いに勝つための勉強をするだけです。
これまでに述べたように、受験という戦いに『勝つ』ことが目的なので、それぞれの『目的=志望校』を見据えながら勝てる方法をとることになります。
この『志望校を見据えながら勝てる方法をとる』ために、自分の『個性』と『分析されたハードルの高さ=志望校のデータ』を使います。
志望校次第では捨てる選択も可能だからです。
例えば英語が非常に苦手だけれど理数系が非常に得意な高校生がいたとします。
その子の志望校が『英、数、物or化』とかの私立大学を受験するとして、普通なら英、数、物or化の受験科目の全3科目を勉強するでしょう。
しかし、受験ならではの考え方もできるのです。
極端な話をしますが、もしこの志望校の合格ラインが300点中200点なかったらどういう戦略がとれると思いますか?
3教科で戦うのが普通でしょう。
しかし、英語が極端に苦手ならば、英語0点数学・物or化100点で200点取っても合格なのです。
かなり極端な例をあげましたが、これが『受験』と通常の『学習』の違うところであり、高校生が本番を戦うために考えなくてはならない『勉強』です。
よって、高校生の学習においては『自分の学習スタイルに合わせることがポイント』となり、そのためには様々な意味で『自分の学習スタイルがわかっていなくてはならない』のです。
高校生の学習で大事なことは、自分の個性と照らしてもっとも『勝てる』方法を選ぶこと!
どうすれば志望大学合格にもっとも近づけるかを考えるのが、高校生時代の勉強です。
そのためには自分の学習スタイルを含めた『自分の個性を把握していること』と『志望大学のデータを手に入れられること』の二つが重要です。
逆に言うと、本当に自分の学力をきちんと分析できていれば、通っている高校から志望大学のデータを入手できるならば、極論塾や家庭教師の力を借りることなく大学受験にも臨めます。
しかし、現実問題としてはなかなか難しいため、多くの高校生が受験対策で塾に通います。
ただ、本質的には塾で正確で豊富な『志望校のデータ』が得られるというのが通塾する一番のメリットで、大学受験に関してはまず何より自分で勉強できるようになっていなくては競争に勝つことは難しいのです。
そういった意味でも自分で必要な勉強ができるようになっていることが前提なので、学習環境のオンライン化は大いに推奨できます。
わからないところだけをピンポイントで積極的に聞くことができるオンライン家庭教師は非常に効率的で、こういった使い方でオンライン家庭教師を学習環境にいれることは非常におすすめできるからです。
子供の個性によっては、オンデマンド型のオンランイン塾にしてもいいとは思いますが、総合的にはオンライン家庭教師の方に軍配が上がると思います。
高校生にオンライン学習をさせるときに気を付けたいこと
オンラン家庭教師ならあまり問題ありませんが、オンデマンドタイプの学習サービスであるオンライン塾を小〜中学生期においてはあまり推奨してきませんでした。
これは『勉強のやり方』を小〜中学生期に身につけることが本当に大切だからですし、そもそも目的を認識して目的に向かって自分を律して努力するということを、まだ精神的に未成熟と言わざるをえない小〜中学生期の子供に要求するのはなかなか難しいからです。
しかし、受験本番を迎える高校生の段階では、本人のやる気がすべてです。なので、横から気をつけてやるべきことというものはあまりありません。
無理やりやさせても競争相手に競り勝つことはできないのです。本人の意思があって、はじめて競争になるのですから。
なので、強制的にやさせることは小〜中学生の頃よりは意味がなくなっています。
ただし、やらなければ『負け』という結果だけが突きつけられます。
本番を控えて全力でその準備をする時期だけに、どうしてもシビアな現実が立ちはだかるのです。
高校生につけるオンライン家庭教師は、具体的にどこがおすすめなのか?
まだ勉強の仕方がわかっていない場合は、あせらず小〜中学生の勉強からやりなおすべきです。
当然、おすすめも小〜中学生に準じたおすすめになります。
『勝てる』勉強がしたい!
e-Live
『正しい勉強の仕方』『基礎学習』といった中学生期に押さえるべき部分を押さえ終わっている方がさらに上を目指したいと言ったときに使えるサービスです。
受験のように『勝たなくてはいけないイベント』に勝つための勉強も教えてくれるので、高校生には特におすすめしたいオンライン家庭教師サービスになります。
先にも申し上げましたが、受験は学問かと問われると私は言葉に窮します。むしろ競争、試合といった特性の方が強い。ただの選抜大会という言葉がもっともしっくりときます。
なので、勉強する目的からしてただの学習とは違うとお考えいただきたいと思います。勝つためにやるもので、勝てなければ意味がないとさえ言えるものなのです。
それゆえに徹底的に『合格ラインを超えること』だけを目標にひた走ることが求められます。
したがって、実際に勝った先輩たちから勝つための方法が学べるe-liveという学習システムが『勝つ勉強』を学びたい人にはおすすめできるのです。
【e-Liveのことが詳しくわかる記事が読みたい!】
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通塾もイヤだ。オンラインでも家庭教師はイヤだ。自分のスタイルはわかっているから自分のスタイルで勉強できるオンライン塾がいい
これも高校生の受験対策ならば、大いにありです。
何も間違っていません。
学習に必要な参考書を買うこともあると思います。
同様のイメージで、参考書のようなイメージで自分がわからないところだけ動画が見られればそれでいいというだけなのです。
きちんと自分がわかっていて自分のスタイルを主張できる子ならば、その環境を整えてやることが、その子にとって一番のサポートになるはずです。
動画──学習ライブラリの内容は、その子の目標によるため、ここならばとおすすめすることはできません。
しかし、このスタイルを主張できる子ならば、サービスを渡り歩いて自分のレベルにあったところに落ち着くことになると思います。
まとめ
大学進学ということを目標において、高校生の勉強についてご説明してきました。
高校生活における大目標は志望大学合格ということになり、そこに向けた勉強を開始しなくてはなりません。
そのためには、自分に向く学習スタイルを把握していること、志望大学の詳しいデータを入手できることが大事だともご説明しました。
詳しいデータが入手できれば自分の個性からどう戦うかも考えられるので、そこで立てた方針をもとに自分の学習スタイルで受験に挑めるようになります。
このように学習に臨む姿勢が変わるため、小〜中学生期と比べると『こうでなくてはいけない』というものは高校生の勉強にはないと言えます。
『受験は『勝つこと=合格する』ことがすべてなので、どのように勝つかは人それぞれだからです。
だからこそ、受験を戦う子供にしてやれるサポートとは『その子が臨む学習環境を可能な限り整えること』と言えるのではないでしょうか。
結果として、オンラインの合理性は有利に働く人も多いでしょう。合理性は、大概の人には有利に働きます。
あとは、そのサービスがその子に合っているかどうかがすべてなので、おすすめの一般論化は無意味になります。
このサービスがおすすめですと言い切るのは逆に不誠実な話になってしまうでしょう。
高校生の勉強は自主性の勉強なのです。やる気がすべてです。やる気があればこそ、はじめて競争の舞台に上がることができて戦いが始まります。